「エアベンダー」 人気アニメの映画化。 水・土・火・気という属性に分かれた4つの国には それぞれの自然を操る能力者が居り、ベンダーと呼ばれる。 全ての国の支配を目論む火の国は、 4つのエレメントすべてを操れる少年、アンを捕獲する。 元素全てを操れる唯一の子が転生して…って 「精霊使い」を思い出しますね。 ちなみにアンの前の代のアバターは日本人。 銅像が超脱力系なので注目してね! 「水の章」とあったので、可能なら4部作にするつもりなのか。 シャマランのお仕事(原作つき)デビュー作品で、 アニメの面白さが台無しとか、 シャマランのカラーが全然出てないとか、 ラジー賞確定とか、アメリカでの監督生命終了とか、 すげえ酷評されていますが、 なんか、まあ、うん、そんなに酷いこともなかった、よ? 衣服や建物などがアジア風なのでちょっと目新しいし、 ベンダーの能力を発動するには、カンフーの演舞のようなものを ひたすら踊らないといけないので、戦闘シーンとかみんな踊っていて ミュージカルのようで楽しいし。 (土のベンダーの踊りはアニキ群舞だった) (主役アン君の能力はダイソン製・羽なし扇風機!) あと、本筋がどうでもよくなるような萌えキャラが出てきまして、 SWの師弟関係がお好きな人ならまずハマると思うのですが、 (下記エアベンダー萌え語り@腐女子向け) それはアイロ伯父とズーコ王子です。 映画館を出てすぐに「これは伯父×王子が多数派ダヨネ…」 と意見が一致しました。 (私は王子×伯父だけど!) (本を作るとしたらタイトルは「王子と伯父貴」!!) ズーコ王子は親友の命を救うために掟にそむいて国を追放されたのですが、 羽なし扇風機を捕らえるまで身分を戻してもらえません。 その悲壮な旅に伯父のアイロが同行しています。 自国の軍の司令官に食事の席で侮辱されてキレそうになった王子の拳に そっと手を重ねてなだめたり、 地位回復を焦る王子に、別の生き方が幾らでもあると教え諭したり、 殺されそうになった王子を守ったりと凄い過保護ぶり。 王子は王子でへたれ可愛いシーン連発で、 むしろこっちの2人組が主役ではないのか?という気もしました。 王子の中の人は「スラムドッグ〜」の主役の子なのですが 伯父との関係をインタビューで聞かれて 「とても美しい関係だと思う。(略) 彼はいつも守護天使のように王子を見守って、知恵を授けるんだ」 と答えています。滅茶苦茶把握してる!(笑) 王子はたぶんクリリンの味方になるのではないかと思うのですが そのきっかけが「伯父が王に殺されて」とかでなければいいなと… (アイロ伯父は王の腹違いの兄らしい) ちょっと心配したのですが、それ以前に続編は難しそうですけどね。 原作アニメのあらすじを検索すればいいのか。 2010.07.27 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |