「NINE」


フェデリコ・フェリーニ監督の映画
「8 1/2」をミュージカル化した舞台を
更にロブ・マーシャルが映画化したもの。

才能の枯渇したかつての天才監督が、
起死回生の大作映画を撮ろうとするのですが
アイディアが浮かばず、七転八倒します。
そんな彼をとりまくスタッフ、妻や愛人や彼のミューズ、
そして子供のころ見た娼婦や、母親まで出てきて、
現実幻想合わさって彼を慰撫、激励、幻惑します。

出演はマリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、
ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ジュディ・デンチ、
ソフィア・ローレン、あと歌手のファーギー。
ともかくひたすら美しくて色っぽい女性がカタログ状態の映画なので
なんか豪華なギャルゲーのようでもあります。
(綾波系と眼鏡っこ系がいないのがアメリカ的)
(あとこの形式だと女優さんのスケジュール調整が楽ですね)
曲はやっぱりファーギーの歌う
「Be Italian」が圧巻です。
しかし、音楽あらすじ共に「シカゴ」のほうが好きかな私は。

主人公グイドに関して
喋っているそばから気が変わるような酷い気分屋で、
記者会見も途中で逃げちゃう無責任男で、
妻の誕生日を忘れて愛人と遊んで、
でも常に落ち込んでいて傷ついたオーラを発している(笑)。
こりゃいくら天才でも使えんやろー…と思いました。
周囲の人が必死でメンタルケアするんですが、
それでも駄目という。
こんなめんどくさいやつとは、
仕事はおろか同人活動でさえ一緒にやりたくないよ(←?)。
天才の周りにいる人って大変だな…。

あっでも「8 1/2」を見ていないから、
観賞すればまた感想も変わるかもしれません。




2011.05.19 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



戻る