「マイマイ新子と
     千年の魔法」



おたくサイトの方も、
映画サイトの方も、
ミステリサイトの方も、
皆さん一様に絶賛してらっしゃった映画なのでした!

前半は少女小説で、中盤は児童文学で、
後半は(ねたばれ?)任侠映画で、
でも想像の力で現代に蘇る千年昔の世界という大きな柱が通っていて、
ごり押し演出や、あざとい演出等は一切なく端正だった。

カメラがやや下の位置にあって、世界が広く、
地面が近く、足の動きがつぶさに見え、
ともかく描写が細やかだった。
新子の手に取った植物の手触りなどは
こちらにも伝わってくるようだった。

描写が細やかなので
(下記ねたばれ)
台詞その他で説明されなくても物凄く理解するところばかりで
おじいちゃんは顔を見て声を聞いた瞬間に好きになったし、
水色の色鉛筆の使い方を見た瞬間に「嫌だ!」って思ったし、
追儺の儀式の人形遊びで、
あの「ぐさっ!ぐさっ!」ていうタイミングや表情や声で
この子たちは仲良くなるんだなって分かった。

ラストも、観客の感情を操作しようという気負いのない、
自然体な終わり方でした。一貫していて品があると思う。

関係ないけど
男児女児年上年下が仲良くなるきっかけは、
やっぱダム造りが鉄板だよな!
(アルコールは、うん、古今東西全人類共通の仲良しアイテム…)


コトリンゴさんの主題歌がすごくすき!




2010.10.07 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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