「仮面ライダーオーズ&W 
     MOVIE大戦CORE」



靖子さんと三条さんのタッグ脚本で、
おいしいものに更においしいものを掛け合わせた
スペシャルおいしいもの!シンケン+Wの黄金期興奮再び!
って思ってたら、オーズの脚本が靖子さんではなかったデス…
(執筆は井上さんで、靖子さんは脚本協力)ちょっぴり残念。
でもWはスカルの誕生秘話で、ものすごく!渋かっこよかったです。
昭和の格好よさ。
帰りのエスカレーターで、中高生男子のグループが
口々に「スカルかっこいいな…」と言っていたのが微笑ましかった。

W(箇条書き)
■たしかに所長は父=ライダー、仲間=ライダー、夫=ライダーの人生。
 あんまりなので、公務員のお前くらいはライダーやめたれや照井くん。
■自分の罪を数えた!新しい!
■今回のドーパントの能力は「カップル爆発しろ」恐ろしい。
■若い頃のシュラウド母さんがラバースーツで登場。
 草薙素子ふうにバイーンでボイーン。
 おやっさんとは幼馴染だったらしい。
■お父さん、パワーショベルに潰されるなう。
■本篇の過去話に登場したゲストキャラが幾人か出てきて、
 あの全部つながってる感がたまらない。
■スタッフロールを見るまで山本太郎さんだと気付かなかった。
■やっぱりこう、三条さんの作りだされる「男の格好よさ」は燃えますな!
 風車が回るたびにスカルと鳴海さんが入れ替わるところとか、
 演出も良かった。

OOO(箇条書き)
■立派なメダルケースの中のたくさんのコアメダルの中から
 使う分をチョイスするエイジ。
 いま少ないメダルでえらい苦労してやりくりしているのに。
 なにこのRPGで随分先に進んだ人のセーブデータを見ちゃった感。
■ライダー史上1、2を争う珍技、
 分身して組体操「塔」直列バージョン形成→一番上の人から順番にキック。
■バースの変身が解けたとき、ちびっこが「後藤さんだー!」
 と驚いていた。かわいい。
 バースはプラスチック容器っぽいので
 リサイクルごみに出さないといけない気分になる。
 または水平器に似ている。
 http://www.ebisu-level.co.jp/catalog/cate07/index.html
■悲しいシーンの悲しい曲に
 景気良いベルトの歌がものすごい不協和音だった。
 マイナーに変調して歌ったらどうか。
■ライダー史上1、2を争う珍演出、
 戦闘シーンに踊るバレエダンサーを合成。
 作ってしまったあとに没にする勇気も必要だと思います。
 姫様の踊りだったなら、あるいはちょいマシだったかも…。
■井上さんの善人のイメージ=お金をくれる人、なのか…興味深い。
 (善人描写って案外難しいものですね)
■ノブくんの人格がころころ変わりすぎ、ブレすぎなような。
 欲望と無欲の話か、姫との恋か、どっちかに絞った方がよかったのでは。
 あとパンツエピソードは最後に回収が入るかと思ったがスルーだった。




2010.12.20 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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