「英国王のスピーチ」 吃音のために王族の責務をうまく果たせないことを悩む ヨーク公アルバート王子は、専門家の治療を受けるが 良い結果は出なかった。 ある日王子は、妻エリザベス妃のすすめで オーストラリアの言語聴覚士、 ライオネル・ローグの診察を受ける。 彼は非常に型破りでユニークな治療をする男だった。 というお話。 フォーマットが闘病&スポ根ものでガワが英国王室もの。 年配の紳士同士の友情がお好きな方、 おちゃめ紳士×癇癪ナイーブ紳士がお好きな方、 もちろん英国ものがお好きな方におすすめ。 いかにも英国な性格の人々と、いかにも英国な生活様式と、 いかにも英国な衣装が楽しめます(紳士服)。 霧の公園を紳士2人が散歩!すてき! ベラトリックスとペティグリューと ダンブルドア校長が出ておった。 ヘレナ・ボナム・カーターは表情が大きく動くので、 あまり身分の高い人の役は不向きかも…と思っておりましたが 表情のパターンを変える事が出来るのですね。役者さんすごい。 (関係ないけど彼女は英首相の曾孫さんだったのかあ。 DAIGOみたいな!) 内容ばれ(BLねた注意) 大司教のあの鋭い目線は 「兄王は人妻に骨抜きにされて言いなりだが 弟王はうさんくさいおっさんに骨抜きにされて言いなりだ! 骨抜き兄弟だ!」 と言いたげだった……。 私が「シングルマン」を見て以来、 邪な目線になってしまったせいかもしれないが コリン・ファースは最初から最後まで受受しかった。 というか難しい役を見事に演じられました。 主演男優おめでとうございます。 いつも思うのですが、 英国人は冷静沈着だいすきなくせに癇癪持ちが多い?のか? タンニンが悪いの? 2011.03.02 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |