「戦慄迷宮」


人間は2通りに分けられる。
戦慄迷宮で悲鳴をあげる人間とあげない人間だ。

戦慄迷宮で悲鳴をあげなかった人間は、
おそらく視覚的刺激に対して悲鳴をあげることは一生ないだろう。
という名言がありますが(←いま私が考えた)
それくらい強烈な富士急ハイランドのアトラクション
「戦慄迷宮」をテーマにした映画です。
(出るのに徒歩で30分かかるヨ!あちこち人間が隠れているヨ!)
私が人生で一番怖かった経験が仕事でヤクザに脅されたこと。
その次が戦慄迷宮です。どちらも悲鳴はあげなかった。

しかし清水監督がお腹でも壊していたのか何なのか……、
というくらい怖くなくて…あまり面白くもなかった。
比べるのも間違ってるけどアトラクションのが100倍恐い。

アトラクションに行ったことのある人なら
「あー、これ出口んとこね」
「ここ、本物が出るって噂のらせん階段だー」
ていう楽しみ方が出来ますが、
映画だけ見る人はもう途中で見るのやめようかどうしようか、
かなり迷うと思う。

アトラクション向けの設定と
物語に向いた設定は違うんだろうな…というのと、
この映画は3D映画だった、
というのが見てていまひとつの理由でしょうか。




2011.04.11 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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