「マッハ弐」


まるでサウンドノベル形式のゲームで
うっかり選択肢を間違えたかのような超絶バットエンド。
どうやら前作の主人公の前世の物語のようなのですが、

貴族の息子だった主人公は(ねたばれ)
他の貴族に父親を殺され、奴隷になり、
そこから助けてくれて父親代わりに育ててくれた暗殺団の頭領は、
過去に実の父親を仕事として殺した暗殺者で、
互いに涙ながらの死闘を繰り広げ仇を討つも力尽き、
父の仇の貴族に捕らえられ拷問を受けて死亡する……。

映画館でこれ見せられたらきっと落ち込むよ!
なんか続編があって、また転生するらしいです。
1からずっと出ている仏像がキーになっている模様。
映画としてのグレードは明らかに前作より上がっているのですが、
1のあの訳の分からない勢いと、
とにかくトニー・ジャーの凄さを見せつけてやる!という
純正アクションは減ってます。

主人公の所属する暗殺団が変。
(どー見ても日本人じゃない)居合いの剣士や
中国人?の酔拳使い、プロレスラー(あと爆弾魔とか)等など、
幅広い芸風の人が所属しているのですが、
そのすべての流派で主人公は戦います。
器用だな!というかたぶん格闘に関しての天才なんだろうな。




2011.04.27 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



戻る